J1選手の平均年棒が約2,200万円というデータがありました。
フォルランの年俸3億5,000万円を筆頭に、J1選手503名のデータです。(
※)
だけど、この2,200万円というデータだけが一人歩きすることに違和感があったので書いてみる。
平均年俸以上のJリーガーは3人に1人しかいない
2,200万円以上の年俸の選手は503人中166人。全体の33%なんですね。
半分以上の選手は2,200万円以下なんです。ひとにぎりの高額選手が全体平均を引っ張りあげているので、このような値になるんですよね。
J1選手の年俸中央値は1,200万円
平均値は2,200万円ですが中央値でみると1,200万円。
ここで既に1,000万円の差があります。2倍に近い差です。
なので、「J1選手の平均年俸は2,200万円」 ではなくて、
「一般的なJ1選手の年俸は1,200万円」 というのが実態に近いのではないでしょうか。
以上、平均値と中央値の違いを現場からお届けしました。
※クラブ別とか最頻値とか世代別などもやりたいけど時間ない。
※勝利給などは別です。